フェリーはやっぱり楽しい?佐渡汽船「おけさ丸」に乗って佐渡島を後にするお話。
□この記事は『日本の近代化を支えた「佐渡鉱山関連遺産」をめぐる』の続きの記事です
往路はジェットフォイルに乗りましたが、趣向を変えて復路はカーフェリーに乗ります!
時間こそかかりますが、広い船内でゆったり移動するのも、楽しいものだと思います。
グッバイ佐渡島!
朝から大間港を見学し、フェリー出港前まで引き続き観光タイム
まず最初に向かうのは佐渡博物館。 (このあたりはダイジェストで紹介)
佐渡鉱山の紹介のほか、自然や風土に歴史等を紹介する資料館
鉱山は坑道と関連施設を実際に見てきたので、ここで「おさらい」って感じでしたね。
続いて佐渡歴史伝説館なる施設
800年の昔にタイムスリップ!という紹介。ほんのり珍スポットの香りが・・・
内容はカラクリ人形ショーといった所でしょうか。
最初のショーが始まると連鎖的に次の展示が始まり、スキップ不可な仕様。
続いてはトキの森公園へとやってきました。訪問した3月は入場無料だって!
まず「トキ資料展示館」でずらり並ぶパネル展示を見てトキについて知ります
あ、両津港にも居たサドッキーだ。
続いて「トキふれあいプラザ」では、飼育されているトキを間近で観察する事が出来るという
ふむ・・・。トキを見るのは初めてなんですけど
イラスト的な情報しか持っていなかったので、実際見てみるとそんなに可愛くなかった
なお、こちらは資料展示館の剥製。
さて、レンタカーを返却して両津港まで戻ってきました。
だいたい24時間の滞在となりました佐渡島ですが、そろそろ帰りのお時間。
思ってたより佐渡は大きくて十分見て回れませんでしたが、またの機会に残しておきましょう。
帰りはジェットフォイルではなく、カーフェリーの「おけさ丸」に乗ります
もう自動車の積み込みが始まってるし。急いで乗船口へと向かわねば!!
乗船口には長い行列。車も人も大勢運べるフェリーなので、乗船待ちの人の列も長い!
あ、サドッキーだ。島内に何体(何羽)居るんだろ?
サドッキーに見送られながらカーフェリーへと乗船へ
いざ乗船・・・の前に、ドア横にあった案内に気がつく。
この佐渡汽船の航路って国道350号線の一部分だったのかー!
さて、とりわけでっかい見た目のフェリーですが内部も広々としています。
写真はエントランスっぽい場所の階段。
約2時間半を過ごす船内。売店ではお土産品や軽食、お菓子などを販売していました。
フェリーにSuicaで乗船出来る事はターミナルで知りましたが、船内の売店でもSuica決済が出来る事に驚き
ぱぱーっと船内を見てみましょう。まずは、広いフロア内に敷かれたカーペットは2等船室。
今日の乗船人数的には、後から来ても雑魚寝出来る程度のスペースは確保出来そう
見た感じ、この2等船室を利用する人が一番多い印象でした。
船後方にはラーメンや丼物などの軽食を販売するスナックコーナー。
売店以外でも温かい食べ物を販売しているので、食事に困ることは無さそうですね
こちらはイベントステージのある「イベントプラザ」
イベントの無いときは2等船室扱いとなり、持ち込んだお弁当とか食べるのに良さそうな場所ですね。
船内にドラの音(の放送)が鳴り響き、おけさ丸は両津港を出発。
グッバイ佐渡島。きっとまた来るよ!
屋外デッキも開放されております、天気がいまいちなのが残念。
ファンネルマーク
そういえばエントランスに公衆無線LANの案内がありました。
海上じゃ携帯使えなくなるし、これは便利だわー!
で、海上だから上位回線何になってるのかと思いきや、普通にモデムっぽいのが見えるだけ
それどころか、この佐渡汽船の航路は殆ど途切れる事無く携帯が使えました。対策すげぇ!
(ちなみにKDDI)
こちらは1等船室。
2等より1,060円高い代わりに布団・毛布・枕がセットになっており仮眠するには最適。
しかし乗船した便では、あんまり利用者が居ませんでした。
こちらは同じ1等船室だけど椅子席。席数は少ないためか、こちらは満席でした
何だかフェリー特有の揺れできもちわるい・・・。
ひととおり船内も見て回ったし、ちょっと休憩しよう・・・。
<しばらくして>
体調も回復したので、自販機でカップヌードルを購入してデッキで食べるぞ!
そして、フェリー後方からアイツが迫ってきました・・・
ジェットフォイルが追いかけてきたぞー!
両津港をフェリーより後に出発して、フェリーより先に新潟港に到着するダイヤのため
どっかで船を追い抜くだろうとデッキに立っていたら、後方から追いかけてくるジェットフォイルの姿が見えました
ジェットフォイル、本当に海面から浮いてら・・・
あっという間にフェリーを追い抜きました。やっぱりはえーよ、アイツは。
こっちは2時間半ののんびり旅。選択肢があるっていいよね。
と、船内を歩いたり船室で寝てたりしたら新潟港が見えてきました
ただいま、新潟港。
接岸にあたり、地上で作業する人々の働きを見てみたり。
大きなフェリー、船内でも船外でも多くの人々の力によって運行されているんだなぁと実感したり。
船内から続々と排出される自動車。
私もそろそろ下船しましょうかね。色々見てたら他のお客さんは殆ど降りちゃってた
フェリーでの旅ってのも面白かった。今度はもうちょっと長い区間のに乗ってみたいかも
フェリーの新潟港到着に合わせて、新潟駅行きの路線バスがベストなタイミングでやって来る
もちろん1台じゃ乗り切らないので、2台体制でやって来るあたり連携が取れてるなぁと。
そんなこんなで佐渡汽船でした。新潟駅へと戻ってきて次の場所へと向かうのです。