三池炭鉱関連施設めぐり。三池炭鉱専用鉄道敷跡と万田坑跡(熊本県荒尾市)
□この記事は『三池炭鉱専用鉄道敷跡と宮原坑跡(福岡県大牟田市)』の続きの記事です
引き続き三池炭鉱の関連施設めぐり。
福岡県から県境を越えて、熊本県まで広がる三池炭鉱。
炭鉱専用鉄道敷をたどって到着したのは万田坑。関連施設内では多くの構造物が残る場所である
博物館の形式を取っているが、訪問した元日は当然休館日!更に雪も降ってきて大変だ!
前回の宮原坑から三池炭鉱鉄道敷をたどって南下。写真は途中で差し掛かる諏訪川の橋梁
橋梁脇では鉄道敷の側面がこんな感じになってました。
大牟田市の案内版(文字が入ってるだけ)もあったので、観光ポイントとして入ってもいいのかな?
鉄道敷に上がってみました。
しかし線路も枕木も残っていないので「川原沿いの土手」感が強い
橋梁側は立入禁止の札と廃線後に付けられたと思われる鉄柵
橋梁上にも線路が無いあたり、かなり徹底的に撤去したんだなぁと実感する
写真では分かりづらいですが、この辺りで天候が悪化して雪が降ってきました!
積もる程ではありませんが、風が強くてめちゃくちゃ寒いがや!!
うおー!ここで、三池炭鉱関連施設めぐりを中止してたまるかー!
ちらつく雪と強風のなか、レンタサイクルのペダルを強く踏み込む
途中途中にある道路との交差部分。こんな所にも大牟田市の文字が
ゆっくり立ち止まって見ている余裕があまり無い・・・
天候が回復しないまま万田坑まで到着しました。うー、寒い寒い
(レンズに雪が付着してたが拭いてる余裕が無かった)
福岡県と熊本県の県境上に存在する万田坑。いつの間にか県境を越えて熊本県に入っていました
ここ万田坑は、三池炭鉱関連施設のなかでも、恐らく一番多くの施設が残る場所
そこを屋外博物館みたいな感じに有料施設として管理&展示しているところなのですが・・・
元日に開いているわけがなかったし!
もうね、新年早々何やってんだろうね。いや、休館なのは承知でしたよ?
残念ながら有料区域を柵の外から見るだけの万田坑となりました。
駐車場の方にあった関連施設
もちろん、こっちも休館日なので閉まってます
周囲に誰も居なくてなんだか不気味・・・
駐車場にはかつての万田坑の位置を記した航空写真がありました。
現在はさっきの場所が残っている程度でしたが、ここ万田坑も広かったようだ
おっと、こっちは三池炭鉱専用鉄道の路線図があるじゃないですかー!
宮浦坑から南下してきた鉄道敷以外にも、多くの線路が存在していたのが伺える
今日はあと三池港まで行こうと思います。
近くにある屋内資料館「万田炭鉱館」も当然ながら休館の模様。
万田坑跡は残念ながら休館のため見て回る事が出来ませんでしたが
今度はじっくり見るために泊まりで再訪したいと思います。