岐阜の山には萌えキャラが居る?岐阜県山県市の「山県さくら」に会いに行こう(舟伏山編)
※ただし標高1,040.3メートル
近年、全国各地で「萌えキャラ」や「ゆるキャラ」が誕生していますが、
ここ岐阜県山県(やまがた)市では「山県市名山めぐり事業キャラクター」の「山県さくら」が2012年に誕生しました。
その役割は、山県市内の登山客の誘致のPR活動。
三名山としている「舟伏山・釜ヶ谷山・相戸岳」では、山頂に看板が設置されているそうです。
自治体から生れたキャラクターってのも珍しい?そんな訳で様子を見に行きました
行くぜ東海北陸自動車道!目指すは岐阜県山県市
東海環状道の関広見ICを使って、山県三名山のひとつ「舟伏山」を目指します
国道418号線を西へ。関市から山県市に入ると、ところどころ道幅が狭くなっている
美山地区へ続く県道200号線を進む
ここまで来ると、対向車も後続車も全然見かけなくなりました
あっと、登山口の案内がありました。
地図にも「細い道」でしか表示されず、周囲に目印になるスポットが無いので道が合ってるのか心配でした
そして登山口まで到着しました。ここから登山で山頂を目指します
県道で殆ど車を見なかったのに、登山口の駐車場は結構な台数が停まってました
舟伏山はガイド本などであまり紹介されない、どちらかというとマイナーな山ですが
4月中旬には、山県さくらの名前の元になっている「イワザクラ」が見頃を迎える。その影響かな?
登山口によくある「登山届」のポストなんですが
あ、山県さくら居た!
ここまでの道中、もっと各所で「山県さくら」を見かけるかと思ったんですが意外と掲示場所は少ないんですね
それじゃ東ルートを使って登山道へと進みます
案内図では通行止めになっていたんですが、他の登山客が東ルートへ進んでいたので真似る
ちなみに舟伏山は、山県三名山のうち一番難易度の高い「中級者向け」
標高は1,040.3メートルと、低山にしてはそこそこのボリュームがあります。
桜峠には1本の桜の木。
平地では殆ど見頃は過ぎてしまいましたが、ちょうど見頃を迎えていました
山頂へ向かう途中にも眺望を楽しめる場所があるんですが、今日は霞んでますね
あ、岩の隙間に紫色の花が咲いてる
おお、これが見どころの「イワザクラ」ですか。
調べてみると、全国でもイワザクラが咲く場所は少なく
また環境省の準絶滅危惧に指定されているとか。貴重な花だったんですね
スタートから2時間20分で山頂に到着
広場になっているため、所々で昼食の休憩をする登山客の姿が伺えます
山頂といえば、記念撮影に使える標高入りの看板
こちらが「山県さくら」の看板。設置も2年目となるため、ちょっとボロってますね
私も昼食を食べつつ山頂で休憩。
木々が生い茂っているので、山頂からの眺望はちょっとイマイチ
帰りは西ルートをひたすら下ります
下りは少々ハイペースで1時間15分で登山口まで下山。足がくたくたです
舟伏山で「山県さくら」のイラストがあまり見られなかったので、生みの親である山県市役所へ
・・・とは言っても、市役所は休日なので閉庁してます。
ダメ元で裏の通用口へ行き、窓口で事情を説明すると
「どうぞ、入って下さい」と快く休日の市役所内へ案内してくれました。
休日の市役所内を進むと・・・
市役所のロビーに山県さくらの特大パネルが!
お役所に萌えキャラ。これがクールジャパンなのか・・・?
お目当てのガイドブックを戴きました!
中身は山県三名山を紹介するもので、同じものが公式サイトでpdf配信されています。
パッと開いてサッと閉じられる「ミウラ折り」になっているこだわり。
市役所にパネルといい、熱意がこもってますねぇ
やまがたのしい山県市。「山県さくら」の次の活躍はどうなる?
<関連リンク>
□岐阜県山県市「山県市名山めぐり」