広島県定番の観光スポット。世界遺産「厳島神社」のある安芸の宮島へ
□この記事は『山口県岩国市の「錦帯橋」へ足を運びました』の続きの記事です
引き続き「広島めぐりパス」による広島観光のお話。岩国の錦帯橋の次は世界遺産『厳島神社』へ
夏空と大鳥居・・・というシチュエーションを期待して旅行へ出掛けましたが、ご覧の通りの雨降り
結果としては悪天候につき少し残念な訪問となりましたが、その模様をご紹介。
岩国駅からJR山陽本線で広島市内方面へと戻りつつ、その途中に厳島神社へ寄っていくという計画
厳島神社のある「安芸の宮島」へはここ宮島口駅近くにある桟橋より、フェリーにて向かいます
駅から桟橋の方へ向かうと、デカデカとした看板が2つ並んでいるのが見えてきます
左側には「宮島ゆき直行便」右側には「宮島行きのりば」と書かれているこの看板
実はここ、広電グループの宮島松大汽船とJR西日本宮島フェリーが2社並んで運航しているのです
運賃は同じ170円で所用時間も大差無いためか、何も知らない観光客を集めるために派手な案内。
JRの方は桟橋の位置を活かして「大鳥居に大接近!!」なんて紹介が目立ちますね
民営化する前より国鉄路線の一部であり、現在でもJRの路線として運航をしている宮島航路
フェリーだというのにJRの文字や券売機の並ぶ状況が、どうも駅にしか見えないので変な感じですね
フェリーの運行時刻表も鉄道スタイル
ちなみに多客期は10分感覚で運航する事もあるそうで、まさにこの日は10分間隔運航でした
「広島めぐりパス」の効力により、宮島航路も乗り放題なのです。なので切符を買うことなく乗船待機へ
宮島からやってきたフェリーから乗客が下船した後に、宮島口からの乗客が乗船。
雨降りなので室内が好ましいのですが、やはりここは屋外のデッキに立って潮風を浴びる
どんどん近づき大きく見えてくる宮島の厳島神社の大鳥居
「大鳥居まに大接近!」という事で、確かに近づいてるなぁという印象
10分ほどの短い船旅はあっという間に終了。フェリーから乗客がぞろぞろと下船をします
そんなこんなで、世界遺産「厳島神社」のある宮島へとやってきました!
こんな雨降りですけど観光客が多いこと。さすが世界遺産の集客力は凄いですね
宮島といえば野生の鹿がそこらでウロチョロしています。雨降りなので多くの鹿が松の木の下で雨宿り状態
松の木をモシャモシャする鹿。人間に慣れてるようで、近づいても逃げたり逆に襲ってきたりも特にありません
おーい!そこの鹿、邪魔だー!
大半の観光客はフェリーの桟橋より、海上に見える大鳥居を見ながら厳島神社方面に向かってゆきます
我々もその人の流れに乗って目的の厳島神社へ
フェリーからも見えた厳島神社のシンボル、朱色の大鳥居
今は満潮が近いのでこんな感じですが、干潮時を狙って訪れれば大鳥居まで歩いて近づけます
上の写真からちょっと手前に下がると、こんな感じに観光客が集まっています
どうも満潮時はここ良い具合に大鳥居が見られるたね、撮影スポットになっている様子
そして世界遺産の厳島神社へ。拝観料は大人300円
厳島神社の見どころはいくつかありますが、特徴的なのはこの回廊でしょう
満潮の時間帯を狙って行くと回廊のすぐ下まで潮位が上がるため、見た目の印象がガラっと変わります
回廊内部の美しさ。さすが世界遺産・・・?
神社から見える大鳥居と宮島のフェリー
雨降りですが、ここは屋根があるので傘を下ろして観光できるのが有り難い
雨音を聴きながらの世界遺産鑑賞。これも悪くないかも・・・?
まぁ、一部屋根が無かったりしますが。
宮島といえばもみじ饅頭。数多くのもみじ饅頭メーカーが並ぶ商店街では少し変わった饅頭もあり
「揚げもみじ」なんてのを取り扱う店があったので、休憩がてら立ち寄って注文
饅頭揚げて美味しいの?
・・・と思いましたが、揚げドーナツみたいな感じでこれはこれで見た目にも面白いお味でした
宮島の見どころは厳島神社以外にもありますが、今回は降雨と時間の都合により早々に撤収
厳島神社の紹介も簡単なものになってしまいましたが
日本三景・そして世界遺産。広島旅行の際には是非とも立ち寄ると良いスポットだと思います。