毎月末が夜通しの縁日だ!岐阜県海津市の「おちょぼさん」こと、お千代保稲荷の月並祭へ行ってきました
こちらは岐阜県海津市にある「おちょぼさん」こと、お千代保稲荷です
神社に縁日は付きもので、このお千代保稲荷も毎月1日と15日に縁日があります
毎月1日の縁日は『月並祭』と呼ばれ、その前日の夜から多くの人が集まり、翌朝近くまで賑わいを見せます
そんな「おちょぼさん」の夜通しの縁日。11月30日は金曜日だったので足を運んでみました
11月30日23時00分頃。こんばんは、月末ですね
お千代保稲荷に向けて長良川の堤防道路を走ります
堤防道路を降りたらもの凄い渋滞!混雑するとは知ってましたが、ここまで並んでいるとは・・・(推定2km)
地元だけではなく県内外から多くの参拝者が訪れるというお千代保稲荷。恐れ入った
駐車場はお千代保稲荷の参道入口のあたりで民間でやってる駐車場へ入庫します
料金はだいたい300円ってところです。ちなみに駐車できるまで40分くらい掛かりました。さすが混んでますね
お千代保稲荷に到着しました!
手元の時計を確認しておきましょう。時刻は23時51分となっています
こんな時間なのに普通に営業してる飲食店。月末だけの光景です
お千代保稲荷の参道には様々な商店が並び、参道を色々見ているだけでも楽しい。
それがおちょぼさんの楽しみでもあり、これだけ多くの人が参拝する理由なのかもしれませんね
さっきも言いましたが、夜の23時ですよ。初詣じゃないんですよ?
お千代保稲荷の名物といえば、「串カツ」に「なまず料理」に「草餅」でしょうか
こちらはその名物「串カツ」を取り扱う店でも一番人気の「玉屋」というお店は、参道を埋め尽くすくらいの大混雑
アレです。コミケくらいの混雑って言えば分かりやすいと思います
串カツも気になりますが、まずは参拝ですね。
元々狭い参道なのでこれだけ人が多いと身動きが取れません
なんとか到着
このお千代保稲荷での参拝方法はちょっと特別。まずは入口で「油揚げ」と「ろうそく」を購入します(50円)
ろうそくは火を灯しお供え。そしてお稲荷さんの好物である「油揚げ」を本殿にお供えします
商売繁盛の神社という事で多くの人が参拝するそうですが、事業者じゃない人も多そうですね
本殿はご覧のように大混雑。(しつこいようですが初詣ではありません)
参拝を終えて神社を抜けてきました。時刻は24時を過ぎていますが、賑わいが衰える事はありません
どのくらいの時間まで営業しているのだろうか?
気になったので、こちらのなまず料理のお店の営業時間を確認してみたら・・・
月末は深夜3時まで営業します
うわぁ、毎月末にそんな時間まで大変そうですね・・・
参拝のあとは串カツタイムだ!
月末は「参拝して串カツ食べて帰る」ってのがルールというか、どうやらそういう風習らしい?
郷に入っては郷に従えと言いますからね。私らも串カツを食って帰りましょう
時刻を確認しておきましょう。深夜1時ちょっと手前
それでも参道の串カツ屋はどこも大盛況の大混雑っぷり。いやいや驚きですね
どこの串カツ屋も店の軒先で串カツを揚げており、お客はその軒先で揚げたての串カツを食べるってスタイル
どんどん揚がるカツ。どんどん食べる軒先の客。串カツの回転スピードが半端ない!
ちなみに、店内で座って食べる事ができる店もあります。
店にもよりますが「串カツ」と「どて焼」の2種類のみしか取り扱ってない所がほとんど
料金はだいたい1本80円が相場。食べ終わった串の数で代金を支払います
カツ、どて、カツ、どて、カツ・・・ とアツアツの串をムシャムシャ食べる
深夜1時だからって関係無い!月末なんだ。明日は休みなんだ。食うぞー!
気付けば深夜1時半。お腹もいっぱいになったし参道もぐるっと見たので帰りましょうか
深夜にこれだけの人が集まり賑わう非日常感。小さな参道、大きな満足。とても楽しかったです
月末のおちょぼさんレポートでした。
<関連リンク>
□海津市公式WEBサイト:千代保稲荷神社について
□道の駅クレール平田:お千代保稲荷神社