世界最大のグラブ浚渫船「五祥」が名古屋港ガーデン埠頭へやってきたよ!
グラブ浚渫船「五祥」、名古屋港の海底に堆積した土砂を除去するため日々海上で作業する船
そのグラブバケット容量は200立方メートルと世界最大。ダンプトラック約40台分の土砂量に相当するとか
そんな作業船、普段は名古屋港の海上に居るのですがガーデン埠頭で公開イベントを行うそうで
作業船なんて日常なかなか見られないので、ちょっと見に行ってきたお話です。
そんなこんなで、ちょっと曇り空の名古屋港
地下鉄を降りて水族館へ向かうにも南極観測船を見るにも、まずここを通るので見覚えのある方も多いはず
過去に自衛隊の護衛艦の展示とか見に行ったことあるので、展示場所は恐らくあそこだろう。
大型の船舶も停泊できるガーデン埠頭の岸壁に到着。
・・・あれ、なんか工事でもしてるのかな?
違う、これがグラブ浚渫船「五祥」じゃないですかー!
作業船なので、普通に航海をする船舶とは形が違うのは当たり前
工場にありそうな色合い、そして工業ちっくな外観。やっぱりデカい!
前方に付いているグラブバケット。この容量が世界最大!
「うぃーん」とグラブバケットが開き水面に迫ってくる
今回の公開には動作デモンストレーションが含まれており、実際に動作している所を見せてくれるようだ。
大型のバケットはそのまま水面へ沈み・・・
「バコーン」という音が響き、素人でもバケットが閉じたんだろうと察しが付く
どばどばーっと海水を漏らしつつ浮上
バケットを開いてばしゃーっと海水が流れ出す。
対比物がすぐ近くに無いのでちょっと分かりづらいですが、響き渡る水音ななかなかの迫力でした。
いやー、作業船って凄いなー、そしてでっかいなー!
その後も五祥はデモンストレーションを繰り返す。
告知されていた公開開始時間を過ぎて見学者も増えてきましたね
今回は動作デモンストレーションだけではなく、実際に作業船内に乗ることが出来るという
わーい、作業船なんか見る事もないし乗ることなんて滅多に無い機会だ。やったね!
船内には来客用にパネル展示が並ぶ
200立法メートルある世界最大のグラブバケット
その重さは477トンもあるらしい。(単位が大きすぎてピンと来ない)
その他、船内は作業員の個室が公開されていたり
会議室が公開されていたり
食堂もまた公開されており
更には厨房まで公開されていました。大サービスだな・・・
まるで工場内を歩いている気分になる甲板上
グラブの操作をするオペレーター室も見学コースに入っているというのが驚きだ
さっきより近い位置で見るグラブバケット。でっかいよ!
グラブバケットのオペレーター室
もっと狭い場所を想像していたけど、作業船自体がデカいので室内も結構広い
オペレーター室を中央から。ガラス張りで割と視界は良い
ずらりと並ぶ機器とモニタ類がなんかカッコイイ
ふぅ、なかなか珍しいものが見られた。満足です!
甲板上から見る動作デモンストレーション。岸壁から見るより近くて迫力満点!
世界最大のグラブバケットは注目の的、でした。
そんなこんなで世界最大のグラブ浚渫船「五祥」の公開イベントのお話でした。