女子高生のゆるやか陶芸漫画「やくならマグカップも」の舞台、岐阜県多治見市の「たじみ陶器まつり」へ
舞台は岐阜県多治見市!美濃焼が有名なこの街よりひとつの漫画が発行されました
それが「やくならマグカップも」というフリーコミック。公式の略称はやくも
冊子で無料配布(一定期間後にWEB公開)という形式を取り、2012年から配布開始(連載開始?)
そして今月の「たじみ陶器まつり」の開催に合わせ、4月12日に9冊目の発行となりました。
今日はお祭りも開催されている、という事で舞台の多治見へ足を運んでみました。
かーにーがーいっぱいー♪(「北へ」のOPより。かに違い)
さて、多治見は名古屋駅からJR中央線の快速列車で36分程なんですが、普通に行っても面白くないので可児経由。
広見線も太多線もなかなか乗らないもので
ワンマン運転の列車がやってきました。
可児からのんびりガタゴト揺られて終点の多治見駅へ。2009年に新しくなった駅舎は天井が高いな
改札を抜けると、さっそく「たじみ陶器まつり」の案内が出ていました。会場は南口か
そして登場する多治見市のマスコットキャラクター「うながっぱ」
コンコースでは観光案内所がテーブルを出して、うながっぱのグッズを販売。
コミュニティバスにも描かれるこのキャラクターは、あの「やなせたかし」氏によるデザイン
なんか5色くらいあるみたい・・・
さて、うなぎのマスコットは置いておきまして・・・
観光案内所のチラシコーナーに、ありましたよ「やくならマグカップも」の冊子
「やくも」はこんな感じで配布されています。
っと言っても、配布場所は多治見市内と東京・大阪・名古屋の一部協力店舗のみですが
陶器祭りの会場は駅から徒歩10分くらいの場所で行われているのですが
駅前も祭りに合わせて、何やらちょっと賑やかな雰囲気に。
「ろくろ」を回して陶芸を実演する人も。実に「焼き物の街ならでは」のパフォーマンスですね
多治見のB級グルメ「たじみ焼きそば」を販売するブースの前で、「やくも」のパネルを発見!
ちなみに、この子は主人公の豊川姫乃というキャラ。多治見に引っ越してきた高校一年生
折角なので「たじみ焼きそば」を購入する。
焼きそばといえば、普通はソース焼きそばなのですが、ピリ辛味噌を使っているのが多治見焼きそばのポイント
ここのはそんなに辛さは感じませんでしたが、ソースの「それ」とはちょっと変わった焼きそばの風味でした。
歩いてメイン会場へとやってきました。曇り空ですが、大勢の来場者で賑わっています
「たじみ陶器まつり」という名のもと、会場の物販の殆どが美濃焼の即売を行っています
格安品から高価なもの。皿や土鍋に小物や置物など、会場は多彩な焼き物が並ぶ
美濃焼に紛れて常滑焼も売っていたり。
そういえば、この地域って他にも瀬戸焼、常滑焼と有名な焼き物の産地がありますよね。
物販は焼き物だけではなく、普通のお祭りらしく飲食などのいわゆる「テキ屋」も並んでます
そんな出店を横目に進んでいたら・・・
あれ、こんな所に「やくも」のキャラクターが
どうやらPOPとして使われているみたいです。他にも出ている店はあるのかな?
会場内では地元の高校生?と思われる子がろくろ体験コーナーをやっていたり
地元工業高校が授業で製作した陶器を商品として販売していたり。
セラミック科なんてのがあるんですね。さすが焼き物の街だ
あ、「やくも」を発見。
どうやらこの奥が「やくも」のスペースみたいですね。スタッフがパネルを持って案内をしてました
通りから駐車場の奥に行くと、そこにあったのが「やくも」こと「やくならマグカップも」のスペース
最新号の冊子とチラシ類を貰いました。ビニール袋付きだ!
商品の写真を撮らせてもらいました。
この春から発売となるサイダー。地元酒蔵の作っているので、ご当地サイダーになるのかな?
ここでの売価は200円。今後もどこかで販売するのかしら。
ところでサイダーって近年流行ってますよね。
マグカップ・・・ではなく、カップ&ソーサー
美濃焼のしっかりとした造りなので、売価も6,500円とちょっとお高め
あとはタオルとシャツなど。ポストカードもありましたが撮り忘れた・・・
冊子も第9号が配布され、「やくも」ラッピングタクシーなんかも運行され始めたそうで
これからも長いこと活動は続くことになるのでしょうか?今後の展開が気になりますね
さて、最後に陶器まつり会場内で見かけた「やくも」のPOPをまとめて紹介↓
値札になっていたり、コメントが書いてあったりと使われ方は様々。
来年はこれがもっと増えているのだろうか・・・?
そんなこんなで「やくならマグカップも」の舞台、岐阜県多治見市の「たじみ陶器まつり」でした。
サイダーは重たいので1本だけ購入しました。風呂上がりに飲むと美味い!
◇関連リンク
「やくならマグカップも」公式サイト