北海道&東日本パスで行こう!名古屋から北海道まで普通列車苦行ツアー(その6)
□このレポートは『普通列車苦行ツアー(その5)』の続きの記事です
富良野から根室本線でおよそ1時間。終点の滝川駅に到着
疲れが溜まってたのかずっと寝てました・・・。初めて乗る路線なのに寝てるとかなんか残念だ[;´Д`]
滝川駅からは岩見沢行きの列車へと乗り継ぎます
車内は混雑も無くまったり気味。
途中でスーパーカムイに追い抜かれたりしつつ、まったり岩見沢へ
岩見沢から区間快速いしかりライナーへ乗継ぎ
ようやく”電車”だわー
札幌では短い乗り換え時間で別のホームの快速エアポート小樽行きに乗り込む
また札幌はスルーです(笑
車窓から海(石狩湾)が見えてきたら、目的地はもうすぐ!
小樽に着いたー!
ここへ着たのは観光目的。って時計は既に15時を過ぎてるんですけどね
・・・早朝に北海道へ来たハズなのに今から観光って、何やってたんだろう?
(正解:移動)
坂道の向こうには海が。有名な観光スポットの小樽運河方面ですね!
けど小樽運河へは向かわずに、駅前のバスターミナルから路線バスへ
ターミナルで買ったのは市内均一区間210円の乗車券
歩いて行くと遠いので、バスも活用せねば・・・
駅前ターミナルから10分くらいで下車。目的のスポットが見えました
小樽市総合博物館にやって来ました!
実は2年越しの訪問だったり。ようやく訪問する事が出来ました
まずは入館料金を・・・っと、硬券みたいになってるのか。これは面白い
さて、小樽市総合博物館に何があるかと申しますと・・・
広い園内に伸びる線路!
そこには北海道を駆け巡った、往年の車両達が展示されているのだっ!
・・・なんか朽ち果ててますけどね
なんかちょっとホラー感がするような。夜に来ると不気味かもしれない・・・
冬季はビニールシートを被せて雪害対策を施している(そのため冬季の車両展示は無い)
・・・と過去に運河館のスタッフの方に聞いたのですが
予算が無くて全ての車両にビニールシートが被せられない
という、世知辛い事情を話してくれました。
北の大地の寒さ、そして海が近いための塩害はかなりのだそうです。何だか残念だなぁ・・・
気を取り直して保存車両
数ある車両の殆どのドアは空いており、車内の座席を見学する事が出来ます。これは面白い!
あれ・・・この車両はドアが空いてない・・・?
連結してる隣の列車から、車内を通り抜けて行けばいいみたいです。なるほど
うわぁぁぁぁぁぁぁ!びっくりした!
のぞき込んだらいきなり現れるマネキン人形。制服を着ているしポーズを取ってるしリアルだわ!
何かと思えば「キハユニ25形」という荷物室、郵便室、客室が一体となった車両
こんなのが昔は現役で走っていた(かつ郵便事業を行っていた)と考えると興味深いわ・・・
これはグリーン車らしい。なんか胡散臭いけど
車内ではビデオが上映されており、グリーン車の座席に腰掛けて鑑賞出来るという仕組み
しかし座席が・・・。これでグリーン車だなんて今で考えたら泣けてくる(つД`)
その他色々と車両が展示されてますよ!
機関車だって、こんな間近で見られるし!
一部の車両は・・・
なんか中身が大幅改造されてたり。休憩スペースかな?
原形をとどめた客車だってちゃんとあります。数が多すぎて紹介しきれないくらいに!
ん?なんかこの車両は違和感がある。連結扉が無いから?
中は何ら変哲もない荷物車みたいだけども・・・?
荷物車じゃなくて現金輸送車「マニ」だ!
現金輸送という特殊さ故に存在しない事になっているという特殊な車両。それがマニ30
その役目も終わり、ここ小樽で一般向けに展示されているとか
・・・という話をJ-P01さんから聞いて初めて知った私(笑
へぇ。鉄路で現金を運んでたなんて時代があったんだ
ますます面白くなってきたよ小樽市総合博物館!
実は国鉄車両ってよく知らなかったり。どれも似たようなデザインだしな・・・
さり気にトップナンバーとか貴重な車両が保存されてるし!
キハ82形か・・・
電気機関車だって展示されてます
狭い動力部を通り抜けたりなんかして楽しむ。荷物が引っかかりそうだ
保線用の車両もあったり
これは何だ?
工具がずらっと。何だこのマニア向けの展示は(笑
これだけ多くの列車が展示されているとは思いもしなかった・・・北海道のスケールは凄いな
佐久間レールパークより断然楽しいと思います(ぉ
ちなみに、鉄道がメインな博物館ですが屋内の展示もあります
こちらは「科学館」的な場所になってますが・・・その辺は閉館時間も近かったので軽くスルー
そんな感じであっという間に閉園時間を迎えました
滞在時間は約1時間。急ぎ足で展示車両を見てたので、少し物足りなかったり・・・
まぁ、機会があったらまた来ましょう!
小樽市総合博物館の後は、しばらく歩いて小樽運河へ
代表的な観光スポット。観光客で賑わってました
運河は軽くスルーして、近くの廻転寿司 とっぴ?へ
安いし美味しい寿司屋さん。昼飯を我慢して来た甲斐があった。いっぱい食べるぜ!
ごちそうさまです。
美味しい寿司をお腹いっぱい食べても2,000円以下。凄いよとっぴ?!
ライトアップされた小樽運河を横目に・・・
さ、それではまた移動しましょうかね。 小樽から今度こそ札幌へ!