瞳のフォトグラフ第3巻ちょっとだけ背景探訪。
名鉄名古屋本線、名鉄名古屋駅から山王駅間の車内からちらっと見えるあの水門
「あんな所に水門がある」という事を、車窓や地図で知っている方も多いはず。
(瞳のフォトグラフ第3巻5ページ目より:第13話表紙)
そういえば、先月発売された瞳のフォトグラフ第3巻のカラーページに何か似たような水門が・・・?
あ、もしかしてヒナノの背景に使われている水門は、この水門かな?
・・・という訳で、気になったのでちょっと見に行ってみました。
名鉄山王駅で下車。
普通列車しか停まらないので、電車は乗り間違い無いよう
駅前から東へ数分。名古屋高速の山王ジャンクションのある交差点まで来たら北へ
電車内から見えた水門に到着しました。
これが背景の水門かな・・・っと思ったら、同じアングルで撮影出来そうな場所が無いぞ?
あ、反対側にも水門があったんだ。こっちが違うなら正解はあっちかな?
水門の周辺は小さな公園として整備されており、この水門の役割の説明も書かれていました
えーっと、この「松重閘門」は昭和5年に建設されて、堀川と中川運河を連絡していた・・・・と。
けれど堀川と中川運河の水位が違うため、この水門の間で水位を調節して舟の往来を可能にしていた
・・・なるほど。名古屋の産業発展を支えていた重要な文化遺産だったんですね。
ちなみに、もう既に水門としての役目は終わり水路は塞がれています
並べてみるとこんな感じ。ヒナノの背景はここで間違いなさそうですね
<参考Googleマップ>
(瞳のフォトグラフ第3巻2-3ページ目より:第12話表紙)
せっかく名古屋まで来てるので、こっちのページに登場する背景写真も検証&探訪してみましょう
まず1つめは名古屋駅前。
名古屋人なら大概の人なら知ってる「ナナちゃん人形」
作中に出てくるアングルは・・・こんな感じかな?
シーズンによって服装が替わるのがナナちゃん人形の特徴ですね
続いての写真は「オアシス21」ですね。
名古屋駅から栄に移動。深く説明する必要も無いメジャーなスポット
写真3つめは「名古屋テレビ塔」
こちらも説明の必要も無いメジャーなスポットですね
どしゃ降りの大雨だったので、オアシス21屋上階には誰も居ない[;´Д`]
さて、4つ写真があるうちの3つは「ナナちゃん人形」「オアシス21」「名古屋テレビ塔」と有名どころでしたが
ハルカの後ろにある、この写真は何処だろう?
っと頭を悩ませた名古屋人な瞳のフォトグラフ読者も多いはず。
正解はこちら。
オアシス21からすぐ近くの愛知芸術文化センターでした。
この写真だけ屋内なので、他の写真に比べてちょっと分かりづらいですね・・・
ところでハルカ達は愛知芸術文化センターへ何をしに行ったのかが気になります(笑
余談ですが、2007年3月に期間限定でナナちゃん人形が来たことがあります。
当時の写真があったので貼っておきますね
やっぱりナナちゃんでけぇ!
さてさて瞳のフォトグラフ。今回紹介した以外にも多くの愛知・名古屋なスポットが登場するので
そんな視点で楽しんでみるのもいかがでしょうか?
<関連リンク>
□FlexComix Web(作品紹介)
□FlexComix ブラッド – 瞳のフォトグラフ
□瞳のフォトグラフ 第3巻 (Amazon)