夏の北海道はなんか高そう。でも特典航空券の空席があるなら行くっきゃない!
という訳でタイトルどおり、北海道へ行って石北本線に乗ったりしました。
夏の北海道は当然ながら繁忙期なので、早期に予約したりして行くのが普通だと思うのですが、
なんか週末の特典航空券の空席参照したら、中部-旭川便に空席があったので行く事にしました。
2022年8月20日(土)。おはようございます。
朝から空港へ向かう名鉄電車に乗るなど。お盆休み明けの普通の土日ですが、電車はそれなりの混雑だ。
中部-旭川便といえば、元々は通年運行されていた航路だったのですが、
新型コロナウイルスの影響により運休からの、夏期臨時便として復活した形となりました。
コロナ前は昼の変な時間に1往復という使いにくいダイヤでしたが、この夏の臨時便は朝出発。
しかし朝の1往復だけしか運行が無いので、単純に旭川往復としては使いにくいのです。
そこで一工夫という事で、今回は中部→旭川→(鉄路)→女満別→中部、と周遊する事にしました。
(前日の金曜日に予約。ハイシーズンなので18,000マイル+旅客施設使用料)
それで今回は網走に向かうまでの様子をだらーっと紹介。
飛行機は8割くらいの搭乗率でした。そこそこ乗ってるのに特典航空券で開放しちゃうのね。
これも昨今の事情か・・・。
本命は日曜日で土曜日もそこそこ晴れ予報のハズだったのですが、なかなかそうはなりませんね。
曇天の旭川市上空をアプローチして旭川空港へ着陸へ。
つつがなく旭川空港に到着。
以前にも昼便で利用した事あるので、旭川空港へ来るのは2回目。
<過去記事リンク>
現地の温度計によると、旭川の気温は21.9℃。猛暑の日もあるけど、北海道はやっぱり涼しいね。
前回は旭川空港からレンタカーを利用しましたが、今回は路線バスで移動。
レンタカーも調べたのですが、直前過ぎて乗捨て利用は無理でしたわ。
北海道らしい景色だが曇天で残念。北海道らしい絶景は明日までオアズケだ。
旭川駅から中心地まで直行する路線バスだったので、丁度良いやと旭川駅より崎の最寄りバス停まで乗車。
やって来たのは旭川ラーメンの「すがわら」というお店。
今日のお夕飯はラーメン pic.twitter.com/DuGN6PeKUU
— 逢田梨香子 (@Rikako_Aida) January 26, 2019
出たー!!声優が言及した場所へ行く奴wwww
という事で2019年に旭川で代替開催されたラブライブ!サンシャイン!!のイベントのTwitterより。
ほら、自分で選ぶと大変じゃん。声優さんに決めてもらえば選択が楽。
ここの名物はさっぱりめの塩ラーメン。
旭川ラーメンといえば醤油が大多数らしいですが、そのなかでも塩ラーメンとして人気のお店。
店内も地元民と観光客半々な混雑っぷりで賑わってました。美味しかった。
ラーメンはキャストが来店した訳ではなく、イベントが開催された「旭川市民文化会館」まで出前をしたそうだ。
そんなイベント会場は店舗から数区画進んだ先なので、確かに出前出来る距離なのか。
「旭川市民文化会館」といえば、公演を行ったアーティストのサイン色紙が並んでるコーナーがありますが、
2019年のギルキスちゃんのサイン色紙はまだ残ってるんだろうか?
あ、まだ置いてあった。
以前と場所も変わってるし、新しいのが順に入ってきているのでここで見られるのもあと僅か、かな?
市民会館裏手にある消防署前もギルキスちゃんスポット。
旭川公演ありがとうございました!
なんと最後は念願の雪遊びできました⛄️
みんな気を付けて帰ってね!!! pic.twitter.com/fquM71rX2z— 小林 愛香 (@Aikyan_) January 27, 2019
旭川も次は是非冬場に訪れたいところだ。
旭川でラーメン食ってギルキスちゃんの足あとを追った後はGoogleMap片手に路線バスに乗り込む。
旭川市博物館へ行きたかったのだが、場所が駅の反対側なのでバス乗った方が早いという判断。
見知らぬ土地の知らないバス。違うバス乗ってたらどうしよう?
というハラハラ感もありながら旭川市博物館に到着。
旭川市博物館、駅から徒歩圏内だしめちゃくちゃ広いって訳でもないので、
旭川から移動するまでの時間つぶしスポットとしてちょうど良さそうなので寄りました。
北海道といえば、ゴールデンカムイですね。今年連載が完結した人気作品。
あ、作者のサイン色紙が置いてあるぞ。
北海道の博物館といえば、だいたい「自然」と「アイヌ文化」と「入植」と「炭鉱」あたりが語られるのが定番ですが、
旭川市博物館も例外なく自然とアイヌ文化あたりが主な展示内容。
しかし今回は「ゴールデンカムイ」を読了してからの訪問なので、また違った観点で楽しめるのが良い。
イオマンテ(クマ送り)だ。ゴールデンカムイで見た!知ってる!!
北海道を訪れてからのゴールデンカムイも面白いし、ゴールデンカムイを読んでからの北海道もまた面白い。
とまぁ、博物館の内容を詳しく紹介する事までは避けますが、丁度良い規模感だし面白かった。
しかしゴールデンカムイの電子スタンプラリーは相変わらず鬼畜仕様だな・・・。
移動に利用する列車の時間もあるので、歩いて旭川駅へ向かう。
石北本線全通90周年、という事で今日は石北本線で網走へと向かいますわ。
青春18きっぷでな!!
いやー、やっぱり北海道で18きっぷ旅したいじゃん。ローカル線の旅っつーか。
単純に交通費ケチったのもありますが。今日は急がないし普通列車でも良いかなって。
そんな18キッパーに優しい列車がこちら。「特別快速きたみ」でございます。
北見から約3時間半かけてオホーツク側の都市、北見へと行く列車だよ。
車両はキハ54形気動車が1両。快速っても単行なんすね。
今となっては珍しいサボも現役。
座席はどこかの特急車両から移植したタイプなので、普通列車にしては豪勢です。
18きっぷシーズンで混雑するかと思いきや、立席になる人はなく全員が着席出来る程度の利用人数でした。
元々こんな程度なのか、コロナの影響なのか・・・?
とまぁ、北見まではゆっくりのんびり向かいましょう。
夏の北海道!的な景色を期待してましたが、曇天なのでそんな事は無く。
昔は列車の長時間乗車は苦痛でしたが、今はスマートフォンがあるので時間つぶしには苦労しません。
途中の上川までは利用者が多かったですが、峠越えとなると利用者はグッと減りました。
写真は対向列車と離合する上川駅にて。
最終目的地の網走まで先は長い・・・。
途中駅に停車するも、利用する乗客は殆ど居ない。
天気こそ良くなかったが、いわゆるローカル線な旅情を楽しめたかな?
旭川から約2時間10分。遠軽までやって来ました。
かつては名寄本線へと繋がっていたのは鉄道ファンには有名過ぎて説明するまでもありません。
その線路配線や乗り場案内の不自然な空間に、その頃の名残を感じますね。
今や名寄本線は廃線となったため、石北本線のみがスイッチバック方式で残るのみとなりました。
特別快速きたみ号も例外なく、ここから進行方向が逆となって北見へと目指します。
列車は常紋峠を越えて
旭川から約3時間半。列車の終点、北見駅に到着しました。
上川から先は区間利用者がごく少数確認出来ましたが、大半は旭川からの乗り通しでしたかね?
北見駅へ来るのは初めてだなぁ。以前は網走へ向かう際に通り過ぎただけだし。
・・・とは言っても今回も網走へ向かう途中の寄り道に過ぎませんが。
北見といえば、オリンピックでも活躍するカーリングチームで有名な都市ですね。
駅前には「ハウス」と呼ばれる実物大のカーリングの円が描かれており・・・
郵便ポストの上にはカーリングストーンの現物が置いてあるくらい、カーリング推しな町である。
北見市は北海道でも一番面積の大きい自治体でもあり、オホーツク側では一番の都市である。
駅前も真新しく大きな建物が目立ちますね。
さて、北見は乗り換えの関係で1時間しか時間が無いので、駅前で晩メシを食べてしまいましょう。
GoogleMapで調べた「きなり食堂」というお店へ行ってみました。
オホーツクの具材が入ったシーフードカレーとそうめんのセット。
普段シーフードカレーってあんま食べないけども、たまには良いよね。美味しかった。
さて、19:03発の列車で本日の最終目的地である網走へ向かいましょう。
こちらは旅行者の姿は少なく地域利用者が目立ちました。地元の学生さんの下校時間かな?
すっかり周辺も暗くなってしまいましたが、車窓からの景色を楽しみながら進み・・・。
はい、そんな感じで網走駅に到着。いやー、遠くまで来たもんだ。
前回もそうだが、今回も網走の訪問は夜中になってしまった。前回よりマシか・・・。
今夜は駅前のいつものビジネスホテルに宿泊。
明日はレンタカーを借りてオホーツク海側の絶景観光をするよ。
<次回に続きます>