桶狭間の戦いには諸説あります。豊明市と名古屋市にある桶狭間古戦場跡を散歩してきた。
桶狭間の戦いとは、永禄3年5月19日(1560年6月12日)に行われた合戦。
という感じで、有名な戦だったらしいですよ(雑
その古戦場は現代だと豊明市と名古屋市付近らしく、公園とかあるらしいので散歩がてら見てきました。
という訳で、やって来たのは愛知県豊明市の中京競馬場前駅です。
近年の歴史ブームによる影響か、駅にも目立つ場所に桶狭間古戦場の案内がありますね!
厨房機材のホシザキの方が目立ってますが、そこは気にしない。
「桶狭間古戦場」および「桶狭間の戦い」について、殆ど事前知識が無かったのですが
どうやら桶狭間古戦場は中京競馬場前の駅すぐ近くあるらしい。
特に迷うこともなく駅前から歩いて到着しました。
古戦場という名前には似つかない雰囲気で、公園というよりは庭園のように整備された場所?
この手の施設には欠かせない案内表示。ここで今川軍と織田軍の合戦が行われた訳か・・・
桶狭間がどのような戦いであったのか、案内の文章から読み解きます。
すぐ正面に高徳院というお寺がありました。
ここに「今川義元公本陣跡」と書かれた石碑が置いてありました。
へぇ。ここで今川義元公が奇襲を受けたのね
・・・と、さらっと豊明市の桶狭間古戦場を紹介しましたが
地図を見ると、別の場所にも「桶狭間古戦場」と名の付いた場所があるようだ。
歩いて行ける範囲なので、住宅地を名古屋市の方へ向けて歩きます。
見た目で全然分かりませんが、ここの交差点あたりが市境。
右奥の家の右半分が豊明市、左側が名古屋市という感じ。
市境はマンホールの蓋とか見ると分かりやすいですね。
豊明市は古戦場を意識したようなデザイン?
名古屋市のほうはアメンボの描かれた市内共通デザイン。
地名も書いてありますね。
「名古屋市緑区桶狭間」だそうです・・・。あれ?桶狭間?
到着したのは、よくある住宅地の公園ですが・・・。
こちらも「桶狭間古戦場」と名の付いた施設。その名も「桶狭間古戦場公園」
ここで今川軍が織田軍の奇襲を受けた訳か・・・。
あれ、さっき同じようなもの中京競馬場前で見たよ?
400年以上前の話だし、当時は地形くらいしか目印となるモノもないし
今川軍25,000の戦力と織田軍3,000の戦力が合戦したとならば、当然、戦場となった範囲は広い。
その古戦場の伝承が、行政を跨いで現代のようになってしまったのね・・・。
ちなみに、8/5-6に開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」
名古屋公演の幕間で登場した桶狭間のネタは、どうもこちらのようですね。今川義元公の像があったし。
さすが名古屋市だから公園も立派なー、と思ったらJRAマネーが絡んでた
名古屋市側にも今川義元公の本陣跡が残っているらしい。
公園からちょっと離れているみたいですが、見に行ってみましょう。
住宅地のちょっと丘になっている坂道を少し進むと・・・
ありました、今川義元公本陣跡の石碑です。
平成21年って、長い歴史のなかではかなり近年に設置されたモノっぽいですが・・・
住宅前に間借りしたような本陣跡だし!!
調べたら家賃7万7千円の賃貸住宅のようです。歴史好きにはたまらない物件かもしれませんね
振り返ると、小高くなっている本陣跡。
どちらが本当の本陣跡なのか。歴史には「諸説」ありますからね。
という訳で桶狭間古戦場でした。
名古屋市側は高速バス1系統の幕山バス停が近いので、栄や上前津から1本でアクセス可能やで!!