チョイナ チョイナと草津温泉に寄り道してゆったりした話。
という訳で雪山登山をした翌日のお話。
1泊2日の行程で黒斑山へやってきましたが、翌日は生憎のお天気模様。
なので2日目は登山をせず、草津温泉に立ち寄り観光がてら温泉に浸かってきた話をさらっと紹介。
宿泊していた小諸市内の宿を出発し、峠を越えて群馬県の嬬恋村へと入ります
訪問したのは2月初旬。嬬恋村は雪模様
グリーンシーズンはキャベツ畑が広がっているらしい。それも見てみたい
セーブオンが見えたあたりで群馬県を感じる。
駐車場に車を置いたら、歩いて草津温泉の中心地へ。
さすがは有名な温泉郷と言ったところか、観光客で賑わっています。
中心地で嫌でも目に入るのが、草津のシンボル湯畑。
この湯畑だけでも、毎分4,000リットルの温泉が湧き出ているというのが驚きだ。
なお、草津温泉全体では毎分約30,000リットルの温泉が湧き出しており
「自然」湧出量では日本一を誇ります。(別府は湧出量として日本一)
タイトルにも書いた「チョイナチョイナ」という言葉。
草津温泉の源泉は50℃を超えているものが殆どで、とても源泉そのままで入浴する事は難しい。
そこで、その温泉を冷ますために昔から行われていたのが「湯もみ」という行為。
で、湯畑の目の前にある「熱乃湯」では、この湯もみと踊りをショーとして公演しています。
「チョイナチョイナ」は湯もみの際に歌われる草津節の一節。
ザバーン、ザバーン、と温泉を跳ね上げるパフォーマンス
ショーの後は希望者が参加可能だったので、湯もみ体験。
これ、結構な重労働やね・・・・。
参加の粗品を貰いました。
さて、湯もみショーも見たし、草津温泉に入る前にちょっと散策しましょう。
この写真は湯畑の反対側。この木枠に温泉を流すことで、湯の華を採取してるらしい。
源泉は各所にあり、街中にぽつんと存在してる事もあります。
こちらは木枠に囲まれた源泉。スキマから湧き出している様子が見えます。
草津温泉は温泉旅館が多いのは当然として、地元の人や観光客が利用出来る共同浴場もあります。
温泉は捨てるほど湧き出てるので、無料の浴場もあったり、温泉地すげーって思った。
入浴タイムズ・・・
捨てるほど湧いてくる温泉ですが、そこに流れる川もまた湯気が湧く
温泉がここに流れてるみたいですね。
草津温泉は泉質は強酸性のため、さすがにそのまま川に流すと下流が大変な事になるので
石灰水を投入している様子が見られます。(大滝乃湯の奥あたり)
環境もそうですが、コンクリートが早々に劣化するのを防ぐ意味合いもあるようだ。
こちらも小さめですが共同浴場「煮川の湯」
誰も入浴者が居なかったので浴室へ行ってみる。
脱衣所があるだけのシンプル構成ですが、とても良さそうな温泉が注がれています。
なお、温度調整なんか行われていないのでクソ熱いです
温泉に入るのはもうちょっと歩き回って疲れてからにしよう。
西の河原と呼ばれる観光スポット方面に向けてみやげ屋通りを抜ける。
はい、到着。西の河原公園。
ここも温泉が湧き出すスポット。公園内の池っぽく見えるのは実は温泉。
資源があるとは素晴らしいというか、本当に捨てるほど温泉が湧いてるんですね、草津温泉。
で、入浴したのは湯畑のすぐ近くにある「白旗の湯」という共同浴場。
クソ熱くてとても長湯出来るような代物ではありませんでしたが、
これもまた温泉の楽しみ方のひとつかな・・・。と思いながら温まりました。
あらー、雪降ってきた・・・。
そんなこんなで初めての草津温泉でした。
日本三大名泉の規模に圧倒されつつ、その土地の色々を知る事が出来ました。
またいつか行けたらいいな。