道路が巻き付くヘンテコビル?名古屋高速「ネックス・プラザ」へ行ってみよう
国道41号線を走ってるとチラっと見えるこちらのビル(写真は模型)。
名古屋高速黒川出入口のアプローチ部分が、まるでビルに巻き付いているみたい。
ちょっと珍しいこの物件、そこには名古屋高速の展示施設もあるので見に行ってみましょう
という訳で、名城線に乗って黒川駅へ。普段あまり訪れない駅だ
あのビルへの最寄り出入口は1番出口。そんなに離れていないです
地図で見ても、その巻き付きっぷりがよく分かりますね
で、こちらが黒川出入口のアプローチ部分と例のビル。
なんかゴチャゴチャしてよく分からん事になっとる!
写真の奥が黒川出入口。そして写真では見えませんが、手前が名古屋高速1号の本線
ここの区間は上下線が別の階層になっており、その高低差を稼ぐためのループである
道路に囲まれた例のビルは名古屋高速道路公社の黒川ビルと書かれています
さすがにこんな珍物件、一般の所有ではなかったか。
こちらが黒川出入口。最低でも1回、最大で2回のループを走行する事になる
標識もループでござい!
で、この名古屋高速のビルですが、1階には「ネックス・プラザ」という展示施設があります
入館無料なので、ちょいと寄ってみましょうか。
2013年の東海線の一部区間開通に伴い、計画全線が開通した名古屋高速
施設内では大型モニタで渋滞情報などが確認できるようになっていたり・・・
管制ルームで使っているであろう、中継映像が見られたり。
都心環状の合流部分、交通量多くていつもヒヤヒヤなんですよね。
他にも色々な展示があるようだ。
間近で見るとデカいシリーズ1:ブリンカーライト
道路の分岐の所で点滅してるアレですね。
間近で見るとデカいシリーズ2:速度標識
いつもチラっと程度しか見ないコイツも、間近で見るとそのデカさに驚く
間近で見るとデカいシリーズ3:道路案内標識
これが一番デカくて驚く!というか対比が無いので写真だと分かりづらいじゃん!
とにかく大きいので見に行って下さい(適当
高速道路が出来るまでの工事模様を模型で展示していますが
全線開通した今となっては何とやら。
3種類の遮音壁を比べるという、やや地味な展示も。
見たことあるけど触ったことのないモノ
明けると受話器があります。
携帯電話が当たり前の世の中ですが、まずどこに電話すればいいか分からないですし
非常電話はいつになっても必要でしょうね。基本、使う事が無いのが一番ですけど
あ、このビルと黒川出入口の模型が置いてある!
この大きさといい、名古屋高速も結構気に入ってるんじゃないですかね?
一番巻き付いてるのは、都心環状から北向き(小牧方面)に走行て黒川で降りるコース
ここでループひとつで1階層下がり、更にもうひとつのループで1階層下がります
すぐ隣に川があるので、ビルは円柱ではなく半分で切れてますね
黒川出入口にバス停が!?
かつて名古屋空港への空港連絡バスが停車していたというバス停
セントレアが開港した今は、もう使っていないそうです。
ビルの周辺を見渡すと、その名残が見受けられますね
バス停へと続く階段は封鎖され、奥の扉に小さく「高速バスは廃止されました」の文字
しかしエレベーターの案内はそのままだった。
(ちなみに動いていない)
やけに気合の入った東山トンネルの展示。
名古屋高速は殆どが高架を走行しますが、2号東山線だけは半地下だったりトンネルがありますもんね。
などなど、展示内容はそれほど多くなく、歴史などが分かる資料類も不足していて、やや微妙な施設。
けれども無料のネックスプラザ。ドニチエコきっぷで周遊中とかに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
<関連リンク>
□名古屋高速:ネックス・プラザへ行こう!