雪降る夜の合掌造りのライトアップ。世界遺産「白川郷」のライトアップへ行ってきました
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されている岐阜の奥地、白川郷
日本屈指の豪雪地帯であり、冬の期間はアクセスが困難となる場所ではありますが
そんな冬のシーズンには夜間ライトアップのイベントが行われます。
以前から訪れてみたかったイベント。今期は機会に恵まれたので足を運んできた時のお話です
という訳で日が暮れた東海北陸道。白川郷へと向かうため飛騨トンネル(全長10.7km)へ
これが開通して以来、名古屋から白川郷や富山へのアクセスが便利になりましたね。
飛騨トンネルを抜けて白川郷ICより流出。
世界遺産でのライトアップという事で相当な渋滞は覚悟していたのですが
訪問した日(1/19)はそれほど激しい混雑はなく、インターからすんなり臨時駐車場へと進めました
臨時駐車場よりシャトルバスにて白川郷の合掌造り集落へと移動します。
ちなみに臨時駐車場は協力金として1台500円。シャトルバスは無料でした
合掌造り集落のはずれ、診療所のあたりをシャトルバスターミナルとして下車
そこからは集落は歩いてすぐ。どんなライトアップなのかワクワクしながら進みます
集落へ入ると早速とばかりにライトアップされた合掌造りが
薄暗いなか明るく照らされたそれを撮影する人で混雑する。おー、これは凄い!
白川郷を訪れたことある方ならご存じだと思いますが、白川郷には集落を一望できる展望台(城山展望台)があります。
ライトアップ期間中はシャトルバスは運休となるため、展望台へは坂道を登っていきます
・・・しかしこれが思った以上に危なっかしい。雪で踏み固められた足元は滑るのなんの!
多くの横転者の姿を見つつ、自分自身もすっ転ぶのに気をつけながらゆっくり進みます
幾度となく足元を滑らせながらも、何とか展望台へと上がってきました
そこから見えたのは、雪景色のなかライトアップされた世界遺産の白川郷
雪の降り積もった合掌造り。美しく照らされる集落。寒さなんて忘れてすっかり見とれてしまいました・・・
気付いたときには雪の勢いも増してきて、日本屈指の豪雪地帯というのを肌で感じます
ライトアップは19時30分まで。時間も少ないので展望台を降りて集落へと戻りましょう
そしてさっきの坂道は下り坂も恐ろしいのだ。滑りにくい靴で来ないと駄目ですね
坂道を降りきったら集落へ
分厚い雪が降り積もった合掌造りの姿。この形はこの雪のためにあり
めっちゃ雪降ってますが、そんなのお構いなしで集落内をめぐる(傘無し)
水面に映る合掌造りの姿
ライトアップ時間が終了してしまったので集落をひととおり巡ることは出来ませんでしたが
間近で見る合掌造りの家々も、また素晴らしかった!
そしてシャトルバスに乗って再び臨時駐車場へ。今日は日帰りなので名古屋へと帰ります
飛騨トンネル通り抜けて雪上の東海北陸道を進む
帰りは遅い時間になってしまいましたが、日帰りで気兼ねなく行ける距離となった白川郷
2013年の開催は残り2月9日(土)と2月16日(土)のみとなりましたが、行って良かったと思える場所でした。
<関連リンク>
□白川郷観光協会ホームページ
□世界遺産飛騨白川郷ライトアップサイト