大阪南港発、北九州新門司港行き片道6,000円の船旅。名門大洋フェリーに乗って九州へ
2011年5月1日(日)。世間は大型連休・・・という訳で九州へ遊びに行きますよー!
九州の交通手段は鉄路に空路に深夜バスなど多種多彩。今回は名門大洋フェリーに乗って九州を目指します
日中のフェリーも良いですが、夜のフェリーってのもワクワクしますね。さて、どんな船旅になるのやら?
まずは名門大洋フェリーが出港する大阪南港のフェリーターミナルへと向かいます
直前まで難波に居たので、住之江公園からニュートラムに乗り換えですね
フェリーターミナル駅着いたー。ここで逆方向から来たクインテッサさんと合流。今回一緒の船旅となります
そんでもって京都から一緒だったたつゆきさんとここでお別れ。お疲れ様でした&ありがとうございました
ニュートラムフェリーターミナル駅から大阪南港フェリーターミナルは、専用通路を使って一直線のダイレクトアクセス!
大阪の中心地からは少し離れていますが、公共交通機関が整ってるので便利ですね。
窓口へ行って乗船手続き。大阪大洋フェリーは片道あたり1日2便運行されてます
高速道路の特別割引や原油の高騰とかでフェリーは不況と思ってましたが、2便維持は結構な需要があるみたいですね
ちなみに乗船するのは2便。大阪南港20:00発の方です
窓口にあったパンフレット。この船に乗りますよ
手続きを済ませたら、いざフェリーへと乗船です
・・・さすがにここは専用の通路がある訳でもなく地上を歩くんですね
入口が結構高い位置にあるので、階段を上がってフェリーに乗り込むスタイル
WELCOME TO MEIMON TAIYO FERRY
階段を上がると歓迎の一文が。こういった小さな心遣いが良いですね
客室内へ入ると人・人・人!かなりの人でごった返してます
大型連休ですし、九州へ遊びに行く人、帰省する人らが多いんでしょうね
さ、まずは今夜の寝床となるお部屋へ向かいます
廊下というか通路に近い狭いところを抜けて部屋に入って・・・
到着。特別二等洋室でございます
まるでカプセルホテルのようなワンスペース。いや、これはカプセルホテルだろ
それでも、一夜を過ごせて更に大阪から北九州への移動を含んで6,000円ならかなり安い分類ではないかなと
(※インターネット予約割引を適用して6,000円)
まぁ多少は窮屈ですが、一夜を過ごすだけなら問題無いでしょう
今夜はここが私だけのスペース。うふふ
ちなみに、パンフレットから図解を引用するとこんな感じになってます
上下入れ違いになっているので、上段下段の人がはち合わせになる機会も少ないです
間もなくフェリーが動き出したようなので、船内散策を兼ねて甲板へと出てみます
おー、あれは大阪のWTCか。グッバイ大阪!
瀬戸内海を運航する名門大洋フェリー。やっぱり紹介があるのは瀬戸内海の三大架橋
明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋(しまなみ海道)が揃って紹介されています
おおよその通過時間が書いてあります。つまり「デッキで橋を見てね」という事ですね
これは逃さずチェックしておきたい・・・
さて、船内レストランで晩ご飯にしましょう
トレーを持って並んで、好きな料理を手に取り最後にお会計するスタイル
ここは観光地価格というか、ちょっと割高でしたがまぁ仕方がありませんね
メニューも多彩で悩んだ結果、チキンカツ定食が出来上がりました。いただきます!
船上でのお食事タイム。船の外は暗くて殆ど見えませんが・・・
いえいえ、微妙な振動のある船内での食事もなかなかの非日常っぷりです
食事を済ませてテーブル上での談話。ふと現在地を確認してみたら須磨のあたりまで来てるじゃないですか
つまり明石海峡大橋は間近に迫ってるじゃんか。いかんいかん、のんびりし過ぎた・・・
カメラを手に取りさぁ甲板へ。明石海峡大橋が見えてるー!
船内に居るときは、遠くの町の光を見て「えらいフェリーはゆっくりだな」なんて思ってましたが
比較対象物が近くになると、実は思っていたよりかなり速くフェリーが進んでいるのが分かります
明石海峡大橋の大きさに圧倒している間にフェリーは下をくぐり抜けて西へと進みます
あまりに圧倒されてて、橋の真下でシャッターを切るのを忘れてました・・・
時刻は21時半ころ。まだ寝る人は少ないのか結構な人が外に居ます
テレビのある広間。客層が様々なのが面白いですね
船内の売店では九州と大阪のお土産品の他に、お菓子や飲料を販売してます
6,000円の船室には付いてないタオルや浴衣(レンタル)もこちらで取り扱ってました
祈念スタンプぺったん。スタンプ帳のスタンプは旅の思い出になります
食後のデザートって事でハーゲンダッツ充。ウマウマ!
船内の風呂にも入って、自販機で買った酒を片手にラウンジで話し込んでいたらもう高松付近か
いい加減に寝ないと・・・っと思いつつも、折角だし瀬戸大橋の通過を見送ってからにしよう
船内の現在地を案内するモニターに瀬戸大橋が。カメラ持って甲板へGO!
瀬戸大橋だぁぁぁぁ。暗くて見えない!
時間も時間なので橋自体のライトアップは終わってました
そりゃ24時過ぎてますもんね。寝ろって事ですよね・・・
2011年5月2日(月)。おはようございます
目が覚めて早速とばかりに甲板へと出てみましたが、まだ肉眼で何も見えない状態でした
・・・下船の準備しろって事ですね
到着時間が近づけば、さすがに埠頭っぽい地形の所が見えてきました
早朝から海釣りをしている人が多かったなぁ・・・という感想。
新門司港が見えました。たぶんあそこに接岸するようですね
はて、フェリーをどうやって接岸するのでしょうか?
フェリーって横に進めるように出来てるとか?
パコンッ!
っという軽い破裂音みたいなのがしたので「何事?」かと思ったら、フェリーから何か打ち出された模様
それを手にした地上の作業員。何をするのかと思いきや・・・
細い紐をたぐり寄せると、太いロープに繋がってるんですね
あぁなるほど。これで船を固定するのか
その後も何発か地上に打ち込まれ、それを地上の作業員がたぐり寄せる作業が続く
これだけ大きなフェリーですし、大勢の人の手で運行されているんだなぁ・・・と実感
お仕事お疲れ様です。
フェリーターミナルからのゲートが繋がれば下船準備完了。部屋に戻って荷物取ってこなきゃ・・・
接岸作業も完了して、さぁ下船だっ!
楽しかったよ名門大洋フェリー。また乗る機会があるといいな
で、この新門司港。JRの駅とかとは遠く離れておりバス移動が必要だったり
駅までのシャトルバスが運行されており、徒歩乗船組はこちらに乗車。ちなみに別料金は不要です
朝からバスに揺られます・・・
門司駅に到着。ここから2枚きっぷを買って鉄路で博多を目指します
小倉で特急列車に乗り換え・・・の待ち合わせ時間に駅で朝ごはんタイム
「玄海うどん」なる見慣れないメニューがあったので、それを注文してみました
肉・ワカメ・玉子etc… 具だくさんでなんか贅沢なこれが玄海うどんか!
朝から濃厚で大変美味しゅう1杯でした。満足
小倉から「2枚きっぷ」の効力で特急に乗ります。白ソニックきたー
混雑する車内ですが何とか着席。博多までしばしのゆったり空間・・・
ちょうど2人居たので購入した2枚きっぷ。1枚あたり1500円で特急自由席も乗れちゃうスグレモノ
という訳で、白いソニックで博多駅に到着です
降りて目の前に「800系つばめ」が居るシチュエーション。九州新幹線は全線開業したんだな、と実感
九州滞在時のレポートはまた後日。