名古屋鉄道株式会社の第145回定時株主総会へ行ってきた(2009年)
今年もやってきました、名鉄こと名古屋鉄道株式会社の定時株主総会!
2007年、2008年に引き続き今年度も参加という運びとなりましたが
株価下落による差損については悲しくなるので聞かないでください[;´Д`]
<過去のレポートはこちら>
□2008年の名定時株主総会レポート
□2007年の同レポート
会場はいつも通り、同社グループの設備である名鉄ホールにて開催
午前10時の開催に合わせ、順次出席する株主が集まります
適当な場所に着席し、午前10時の開始を待ちます・・・
時間になると、議長である木下栄一郎氏の挨拶でスタートし、監査報告、事業報告と総会は進みます
ここら辺のことは総会で聞かなくとも、送付された通知書やWEB等に掲載されているので割愛。
以下、質疑応答における株主の質問と役員の回答の一部を要約して紹介します
>調査の上、冷房をこまめに入れるように指導する
(小池常務取締役)
>直前まで冷房を入れないとお客様の乗車時に不快なので、やむを得ず留置中も冷房を入れれている場合もある
(鉄道事業本部長:柚原副社長)
>ICカードの導入は平成22年度を予定している
(木下社長)
>プレミアムは無いが、独自の還元システムを考えている
>他のカードとの相互利用も見当している
(小池常務取締役)
平成22年なので、まだ先ですね・・・
プレミアムの代わりに導入される割引システムがどんなものか。期待です
>常滑線では多くの区間(7割)でロングレール化している、本線では6割程
>ロングレール化は随時、可能な線区から導入を進めている
(土木建設担当:伊藤取締役)
ロングレール化ってそんなに進んでないんだ
近鉄など、赤字ローカル線が分社化された例がある。廃線しないよう何とか維持して欲しい
>ワンマン運転や無人化など合理化に勤めている
>鉄道の特性は大量輸送である。維持について沿線自治体と協議を進めている
>(主体は自治体で名鉄は参加している程度)
(鉄道事業本部長:柚原副社長)
「鉄道の特性は大量輸送」って2度言ってました。難しいところですよね赤字線区問題は
>時計や携帯電話を持っている人が多いため、利用者の多い駅を除いて維持管理の面で設置していない
>質問の内容は意見として承る
(鉄道事業本部長:柚原副社長)
確かに壁掛けの時計はあると便利ですが・・・無人駅では大変か
>過去に省エネ運動で回送列車の電気を消して走行をしていたが、踏切等で道路からの確認が取りづらい。
>そのため安全面で、深夜回送でも電気を付けている
(鉄道事業本部副本部長:安藤専務取締役)
須ヶ口から急行にすればいいのに、何で名古屋から急行なのか
津島線から特急が無くなった!
>津島線だけを考えてダイヤを組むことは出来ない。ご理解いただきたい
(木下社長)
去年もその前も発言してた、津島線沿線の株主ですね・・・
発言したら満足したのか退席してました。毎年困ったもんだ
>自動車・バス事業は経営の効率化のため子会社として分社化した。
>誠に恐縮だがご勘弁いただきたい
(総務:山本副社長)
こちらも毎年何人か出てくる株主優待の質問。ってか要求
毎度ながら内容アレですよね・・・
>前回のダイヤ改正では乗り継ぎを便利に調整した一部まだ不便な駅もあるが、改善を図っている
(鉄道事業本部副本部長:安藤専務取締役)
>百貨店の割引券を増やすなど、調整は行っている
>株主優待の価値としては、東西の私鉄とそれほど差がないと思っている
(総務:山本副社長)
東西の私鉄と変わらないか・・・。
確かに名鉄グループ割引券とかバリエーション豊かですけど。でもあまり使わない・・・
(参考:名鉄株主優待制度)
>具体的にどういう券なのか、後ほど拝見させていただいてご回答させていただく。
(関連事業部統括:松林専務取締役)
ここ(株主総会)で聞く内容ではないだろ・・・
>7011Fという車号までおっしゃっていただいて大変嬉しい。
>だが時代に合わない。また保守の面で運用を外して今回残念ながら廃車となる。
>岡崎にある舞木の車庫で2両を保存する。車庫公開イベントの時にご覧頂ければ
(鉄道事業本部長:柚原副社長)
要望はいいけど、無茶な事を言うなよと・・・
>電車は大変丈夫。計算上、定員の2.5倍乗車してもびくともしない。なので心配には及ばない
>新型車両には電子部品が使われており、突発的に壊れる事があり悩みの種である
>システムを二重化するなどで対策をしている
(鉄道事業本部長:柚原副社長)
電子部品レベルで故障する事があるのか!それは知らなかった
以上、約1時間半の質疑応答を終えたら議案審議。
そして株主総会へ閉会へ
そんな感じの名鉄株主総会でした
毎度ながら思うのは、ご年配の株主が多いですね
<名鉄株主総会2009でした>