三池炭鉱関連施設めぐり。三池炭鉱専用鉄道敷跡と宮原坑跡(福岡県大牟田市)
□この記事は『宮浦石炭記念公園(福岡県大牟田市)』の続きの記事です
現在も保存されてる三池炭鉱の関連施設のうち、この宮原坑も主要な遺産のひとつ
かつては宮浦坑と三池炭鉱専用鉄道で繋がれており、その専用鉄道敷も広範囲にわたり遺構があります。
今回はその鉄道敷と宮原坑の紹介です。
三池炭鉱関連施設めぐり。宮浦石炭記念公園(福岡県大牟田市)
□この記事は『新年早々、名古屋からFDAで日帰り三池炭鉱関連施設めぐり』の続きの記事です
大牟田駅から少し離れた位置にある宮浦石炭記念公園。石炭発掘の歴史が垣間見えるスポット
かつて宮浦坑があった場所。現在は大斜坑跡とシンボル的な煙突などが残るのみの場所ですが
まずは近代化産業遺産にも指定されたこのスポットを、三池炭鉱関連施設めぐりのスタート地点としました。
目指せ世界遺産!新年早々、名古屋からFDAで日帰り三池炭鉱関連施設めぐり
江戸時代中頃から採炭が始まり、1997年に閉山。120年余りの歴史に幕を閉じた九州の三池炭鉱
昭和45年には同鉱の最大出炭量657万トンを誇り、日本の近代工業化を支えました。
今でもいくつか残るその炭鉱関連施設について、前々から見に行きたいなと思っていたところ
フジドリームエアラインズ(FDA)が特別運賃を出してきたので、それを利用して訪問したお話。
近代化産業遺産もあるよ、ブラザーコミュニケーションスペース(名古屋市瑞穂区)
家庭用ミシン国産第1号機「15種70型」
近代化産業遺産にも登録されている「安井ミシン兄弟商会」(現・ブラザー工業)の家庭用ミシン
1932年に生産が始まり、この国産家庭用ミシンの成功が今のブラザー工業に繋がります。
そんなミシンの展示もある「ブラザーコミュニケーションスペース」は
ブラザー工業のショールームでもあり、同社の歴史に関する展示もあるスポット
少し前までは同社の営業日(つまり平日)のみ開館していた施設ですが
2014年4月より第2第4土曜日にも開館するようになり、訪れやすくなりました。
2014年没ネタ再利用。梅小路蒸気機関車館(京都府京都市)
何ら説明する必要も無いだろう有名スポット、京都にある「梅小路蒸気機関車館」へ行ってきました。
初めて訪れたので知らなかったのですが、通常保存車両は扇形車庫内に収まっているのですが
上記写真のように、車庫からひょっこりと顔を出して展示するのは、期間限定だったようです。
こんだけずらーっと並んでいると圧巻ですね。
扇形車庫も転車台も、近代化産業遺産に指定されています。
時間帯を狙って行けば、転車台に蒸気機関車を乗せて回転する様子も見られます
こんだけデカい機関車が乗るんかい!と思ったけどギリギリ乗るんですね
梅小路蒸気機関車館も「京都鉄道博物館」としてリニューアルが予定されています。
閉館した大阪の交通科学博物館からの移転車両も含めると、かなり大規模の博物館になるとか
どう変わるか楽しみですねぇ。
近代化産業遺産探訪。三重県桑名市の「諸戸水道貯水池遺構」へ
桑名の豪商、初代諸戸清六によって計画され、明治37年(1904年)に竣工した上水道「諸戸水道」
軍用を除いた近代的な上水道としては、全国で7番目に完成しました。
そんな諸戸水道の遺構が桑名市の丘陵地に残っています。
近代化産業遺産にも指定されている「諸戸水道貯水池遺構」を見に行ったお話