初めての海外旅行。台湾へ行ってきたお話。(その4:台湾観光前編)

□この記事は『初めての海外旅行。台湾へ行ってきたお話。(その3:台湾街歩き後編)』の続きの記事です

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写真は台湾の観光案内でよく見る「十分(シーフェン)」という観光地。
線路上で天燈(ランタン)を打ち上げるという、日本じゃまず考えられないような光景。

台湾観光2日目は観光地めぐり。それではその様子をさらーっと。

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2016年11月4日。おはようございます。

今日は十分とか九份とか見て回る計画でしたが、生憎の雨降りで予定変更をせざるを得ない状態に。
行けなくもないけど、やっぱり歩き回る事を考えれば雨降りってのは厄介。

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予定を変更し、タクシーに乗って「國立故宮博物院」へと足を運びました。

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國立故宮博物院、外観。
多くの所蔵品を展示し、台湾の国立博物館のなかでも最大規模だそうだ。

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入館料は250元。訪問時のレートで870円くらい

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代表的な所蔵品として有名なのが、この「白菜」
何がどう有名かって?そのへんは省略だ!!(実はよく分かってない

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博物院っても、日本語で書いてある訳じゃないのでさっぱりだ
(日本語ガイドが有料レンタル出来る)

世界史に詳しい友人は興味深く所蔵品を見ていたようですが
その辺さっぱりな私には、昨日の疲れもあってちょっと退屈してしまった。

観光に教養って大切ですね・・・。

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國立故宮博物院を正面から見た様子。こういう光景、日本ではお目にかかれないのでは?

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そして博物院の正面には古そうな高層住宅。何だろう、これ。
こういうの見てると条例による外観の規制の必要性を感じますね。

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博物院からタクシーに乗って最寄りのMRT駅である士林(シーリン)駅へ

博物院前で乗客待ちをしていたタクシー運転手に頼んだら
「俺たちは長距離の乗客を待ってるから乗せないよ」的な対応で何だよー、と思ったが
ちゃんと短距離がOKなタクシーを捕まえて案内してくれた。親切だなぁ。

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駅にコインロッカー?かと思ったら液晶モニタが埋めてあって、何だろうこれ。

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察するに晩ごはんの食材等を売っているらしい。
ロッカーが冷蔵庫になっているので、代金を支払う事で駅で食材を手に入れて帰れるという。

未来ずらー(適当なコメント

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昼飯のため赤色の淡水信義線に乗り、中山(ゾンシャン)駅へ移動。

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壁の広告、よく見たらJR東日本の広告だった。
鉄道会社も海外で観光誘致をしてるんだなぁと。意外な発見でちょっと驚き。

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台湾でガーラ湯沢の文字を見るとは・・・。

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鼎泰豐(ディンタイフォン)で小籠包等々をたらふく食べる。
大衆食堂と違ってちょっと単価は高いですけど、日本で食べるのよりは断然安い!

支払いはひとり単価720元。訪問時のレートで2,500円くらい
・・・結構贅沢に食ったな。

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昼飯を食ったら急ぎ足で台北駅へ移動して台鉄(台湾国鉄)の列車に飛び乗る

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この「自強號」というのに乗って、当初の観光目的地「十分(シーフェン)」へと向かいます。
「十分」へ向かうには、途中の瑞芳(ルイファン)という駅でローカル線へと乗り換えます。

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座席は全席指定ですが特急料金は不要。
急いでたので指定席とかアレコレしている暇は無かったのだ。通路にて立席。

中山からタクシーに乗った方が早かったかもしれないが
その国の人が利用する鉄道に乗ることも、その国の文化を知る事になるかなと。
(個人的には楽しかったけど、友人らには窮屈だったかもしれない)

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40分くらい乗車して瑞芳駅で下車。

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ここから平溪線というローカル線へと乗り換える。
接続はあまり良くなく30分まち

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貨物が通りますよー

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平溪線と日本の江ノ電では観光促進協定を結んでおり
片方の使用済み一日乗車券を持参すると、もう片方の一日乗車券が無料で貰える取り組みをしているらしい。

こんな所でも日本の鉄道会社を見るとは・・・。

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駅には無料の充電用コンセント。旅行者には有り難い存在

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平溪線は元々、炭鉱のために作られた路線。
十分は有名な観光地であるが、向かう先は山奥のため基本的に本数は少ない様子。

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発車時刻も近くなり、列車がホームへと入線。
雨が強くなってきたけど、大丈夫かな?

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車内はロングシート。車内の便所の配置とか、何かこう親近感・・・?

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あ、日本車輌じゃん!これ豊川(愛知県)で作った車両なのかな?

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ローカル線にしばらくゴトゴト揺られた後に、周囲が明るくなりました。
目的地の十分に着いたっぽい

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列車を降りたらタブレット交換をしてたので、つい見てしまう。

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十分駅に到着。観光地なので降りる人、乗る人が多いですね。

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冒頭にも少し書きましたが、十分は線路上で願い事を書いた天燈(ランタン)を上げるので有名。
昔からこの地でランタンを上げる文化があったのが由来ですが、細かい話は省略。

本来は日中に来る予定でしたが、夜間の方がランタンが輝いて綺麗ですね。
心配していた雨降りも、いつの間にか止んでいました。

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今ここでランタンを上げてるのは大体、海外からの観光客でしょうかね。
ランタンに書いてある文字で何となく分かります。

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こちらは日本人観光客グループだ

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ふわっと打ち上がったランタン。実に綺麗な光景なのですが
これ、どこに落下してランタンはその後どうなるんだろう・・・・。

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当たり前のように線路上を歩く。

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禁止行人通行とは何なんだろうか・・・。

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営業路線なので、もちろん線路上には列車が通ります。

さすがに商店の人が声掛けをして、線路上から観光客を待避させます。
観光資源だし、黙認状態なのかな?

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通り過ぎる列車をこの距離で見ると迫力あるな・・・。

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我々も商店に頼んでランタンを上げましょう。
200元を支払い、ランタンに墨で願い事を書きます

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4面それぞれに願い事を書いたら、店員さんが手際よく燃料をセット

そして店員さんは、器用にも片手でスマートフォンで動画を撮影しつつ、もう片手で記念撮影のシャッターを切る
日本語で「並んで」とか「ポーズして」とか、もう手際が良すぎて驚きだった。

台湾の観光地、店員が日本語話せる確率結構高いぞ。

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我々のランタンは武事に上がりました(撮影:店員さん)
願いは、・・・かなう?

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他にも観光要素は色々あるらしいけど、時間の都合でランタンを上げたのみ。
都合、滞在時間は1時間程度で次の列車に乗ってささっと撤収。

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忙しないけど、ローカル線にも乗れたし、ランタン上げがも出来たので満足。
すっかり日も暮れてますが、まだ観光地に寄るらしいよ?

次回に続きます

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