ムーンライトゆかりん

□このレポートは『紀伊半島レンタカーでドライブツアー(その2：世界遺産「那智の滝」編)』の続きの記事です

1泊2日の突発紀伊半島ドライブツアーも、残りは帰るのみとなりました

初日に名古屋から6時間かけて、本州最南端の潮岬を。2日目には世界遺産の那智の滝を堪能
他にも色々と観光スポットのある紀伊半島ですが、今回は残念ながらもう名古屋へと帰ります

那智の滝のある那智山を下り、ここへ向かう途中に通り過ぎた川へと立ち寄りました
水害の爪痕が今もまだ残っています・・・

車の通行に支障が無いように車道側は舗装されているものの、大量の土砂が流れ着いた川沿いはご覧の通り
土砂に紛れて家庭から流れ出たと思われる破片なども、ちらほら見受けられます。

道路脇に残っていた家屋

こちらも1階部分が完全に崩壊。木材で何とか補強としている、そんな状態です

慰霊碑と、左隣にあるのは洪水時の水位を示すプレート。なんと3.55mもあったそうです・・・
水害で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

那智勝浦ICより那智勝浦新宮道路を抜けて新宮市、そして再び三重県へ進路を向けます
この那智勝浦新宮道路、高速道路っぽく見えますが無料です。

休憩がてら寄り道したのは、三重県紀宝町の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」
和歌山県から三重県に入って最初の道の駅ですが・・・ウミガメ公園？

あ、ウミガメがおる！

ウミガメ公園の名に相応しくというべきか、いきなりウミガメが居て驚き
どうやらお子様向けに「ウミガメの背中に触ろう」的な趣旨で屋外に居るみたいです

売店の隣にはウミガメを飼育しているプールがあったので行ってみることに

おお、ウミガメが居るではないか

「かめのエサ」なんて貼り紙がしてありました

時間限定、数量限定での販売みたいですが、ちょうど2回目の時間になったばかり
早速、隣の売店の店員さんにエサの有無を確認すると、まだ残っていたみたいなので購入。

固形のエサかと思ったら生アジでした

お、おう・・・・。

カメの正面に向けて生アジを投下！

食べた食べた！

・・・っと、このようにウミガメに餌をあげて楽しむなど。

ウミガメと名が付く道の駅なので、きっとすぐ近くの海岸にウミガメが産卵に来るのかな？

・・・と、すぐ近くにある井田海岸へと行ってみるものの、あれ想像したのとちょっと違った

どこまでも続く海岸

そして海水浴場ではないので波が超強い！

波の音に心癒される、というレベルではなく気味が悪いくらいのこのオーシャンビュー
危ないしさっさと帰りましょうね

来た道と同じ道で帰るのも面白くないし、海沿いの道へ行こうぜー！

っと、その時に運転してた友人をカーナビとは異なる国道311号線に誘導
しかしそこは酷道と呼べる狭い道でした。対向車が少なくて良かった・・・。

そんな酷道の途中に展望台っぽいスペースがあったので、休憩がてら駐車

そこにはすばらしい眺望・・・とまではいきませんが、この地域の地形を楽しめる展望台となっていました

 
酷道311号線を抜けて、熊野尾鷲道路の三木里ICより尾鷲南ICへと向かいます
この道路、全通すれば熊野と尾鷲との峠越えがトンネルで楽々なのですが、まだ途中までしか開通してません

三木里ICへと繋がる県道159号線の信号、交互通行で約5分待ちって。鉄道の単線状態！？

熊野尾鷲道路(無料)へ乗り込む。繋がってる場所が場所なので交通量はかなり少なめ
でも、この地域に住んでいる人にとっては、あの狭い酷道を通らず市街地へと抜けられる重要なトンネルですね

再び国道42号線に合流して、名古屋方面へと向かいます

運転手交代のために立ち寄ったのは、紀北町(旧紀伊長島町)にある道の駅「紀伊長島マンボウ」

え、マンボウ？

どうやら紀伊長島町(現紀北町)はマンボウで有名な町みたいですね
へぇ、こんな所にマンボウが生息しているのかな・・・？

と思ったらマンボウが焼かれていた！

そりゃまぁ魚ですから。食べるでしょうけどあのイラストを見た後だったので・・・

こちらがマンボウの串焼き

珍しい食材だったので試しに買ってみました
食感としては、説明書きにもあるように「鶏ささみ」みたいな感じ。味は魚系でも鶏系でもなく、なんだこれ？

運転を交代し、後は高速道路でサクっと名古屋へ帰るだけ

・・・なんですが、実際はサクっともいかず、お待ちかねの四日市の大渋滞が待っていたのだ

そんなこんなで渋滞に巻き込まれながらも名古屋駅前に到着。レンタカー屋に車を返します
1泊2日のドライブ旅。ありがとう、ほとんど新車のアクアさん

名古屋から和歌山県の潮岬まで、高速道路と一般道、そして峠越えなど往復約660km走行
気になる燃費表示は25.6km/Lでした。ハイブリッド車凄いわ・・・

今回、初めての訪問となった本州最南端の潮岬と串本町。それにまぐろと世界遺産の紀伊勝浦町
突発で行く事になった割には十分に堪能できた2日間でした。渋滞を除けば、ですが。

今回寄れなかった太地町のクジラや串本町、紀伊勝浦町のその他のスポット
あと南紀といえば白浜町など、紀伊半島は魅力たっぷりの場所。また機会があれば足を運びたいですね。

<紀伊半島レンタカーでドライブツアーでした>